私、地元では「高学歴」って言われる大学を出たんです。
東大や早稲田ほどじゃないけど、それなりに名前の知られた大学。
だから勝手に「できる人」って期待されるんですよね。
しかも理系の女って珍しいから、「管理職になるんでしょ?」みたいな空気まであったり…。
でも正直、私はただ勉強ができただけ。それだけです。
出世欲もないし、体力もないし、なんなら働きたくないタイプです。
大手を辞めたとき、ハローワークで言われたのは
「もったいない、いい学歴なのに」。
転職活動では学歴と大手勤務歴だけで面接は無双状態。
でもその「期待」と自分のやる気のなさのギャップに、どんどん潰されていきました。
結局、退社→転職→休職…という流れに。
このブログでは、そんな私の「高学歴こじらせ脱落」ストーリーと、そこから始めた副業や生き延び方を書いていきます。
なぜ「社会不適合」と感じたのか
私は新卒で大手の会社に入りました。といっても「夢があった」とか「やりたいことがあった」わけじゃなくて、親に勧められるまま、なんとなく大手だから安定かと思いえらんだだけ。
理系の女性が少なかったからか、たまたま運よく受かったんだと思います。
入社してすぐの新人研修では衝撃を受けました。
周りはみんな向上心に燃えていて、研修後も6割くらいの人が資格勉強のために自習室へ直行。
私はといえば「資格なんかなくても仕事できるし、勉強したくない」というのが正直な本音でした。
配属されてからは、現場の工事監督の仕事や夜勤対応を言われるがままにこなす毎日。
「将来どんな道に進みたい?」と聞かれても、正直どれにも興味を持てない。
部署移動や転勤もありましたが、“現状維持がモットー”の私には、ここで何年も働き続ける将来がまったく見えませんでした。
毎年の本社との面談もただただ苦痛でしかなく、周囲がキャリアに燃えているのに、自分はやる気もなく、ただ流されているだけ。
この「周りと自分の温度差」が、私にとって社会不適合を強く意識させる体験でした。
大手を退社した理由と転職活動のリアル
そんな違和感を抱えながらも、私は大手の会社で数年働きました。
けれど「このまま何十年もここにいる将来」が全く想像できず、結局は退職を選びました。
大手企業を辞めたとき、ハローワークで言われたのは
「もったいない、せっかくいい学歴なのに」。
その一言が、私の心にずしんと刺さりました。
ただ、転職活動自体は順調でした。
学歴と大手勤務の経歴があるおかげで、履歴書の段階で評価され、面接も“無双状態”。
でもそのときも「自分の中身なんて誰も見てないんじゃないか」と虚しさを感じていました。
周りの期待と自分の気持ちがどんどんズレていく──。
この違和感が、次の職場でも再び私を苦しめることになるのです。
まとめ
ここまでが、私が「高学歴なのに社会不適合」と感じながら大手企業を退社し、転職活動をしていた頃の話です。
条件をしっかり調べて「次こそは長く働けるはず」と選んだ会社。
でも、そこで待っていたのはさらに過酷な現実でした。
ここまでが前編の内容です。
続きは【後編】で書いていますので、よければこちらもご覧ください。
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